大津町中学校部活動の地域移行を支援 学生アシスタントスタッフ説明会を開催

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2025.11.07

 令和7年11月6日(木)、本学4号館445教室にて「熊本学園大学・大津町中学校部活動学生アシスタントスタッフ募集説明会(兼研修会)」を開催しました。本説明会は、熊本県教育委員会および大津町教育委員会からの依頼を受け、スポーツ庁の「重点地域」として部活動の地域移行を進める大津町を支援する取組の一環として実施したものです。

 現在、少子化や学校の教員の働き方改革などを背景に、これまで学校が担ってきた部活動を地域のスポーツクラブや団体等を中心に地域全体で支える「地域展開(地域移行)」が全国的に進められています。大津町は、この国の施策における重点地域に選定されており、熊本県内でも先進的なモデルケースとしての展開が期待されています。

 本学は、こうした社会的課題に対し、大学の資源を活かして地域に貢献することを目的に、両教育委員会と連携して、サッカー・ソフトテニス・男子バレーボール・バドミントンの4種目において、学生を「アシスタントスタッフ」として大津町内の中学校(大津中学校・大津北中学校)へ派遣し、地域と連携した支援活動を進めています。

 当日は、活動に関心を持つ学生22名が参加。説明会では、熊本県教育委員会および大津町教育委員会の担当者を講師に迎え、部活動改革の必要性やその社会的意義について、行政の立場から解説をいただきました。参加した学生たちは、地域の子どもたちと関わりながら指導者としての実践的な経験を積める貴重な機会として真剣に耳を傾けていました。今後は、12月から1月にかけて、上記4種目を対象に、大津町内の中学校や地域スポーツ施設での活動が予定されています。

 熊本学園大学スポーツ振興センターは、今後も地域社会と学生をつなぐハブとして、地域と連携した取り組みを積極的に推進してまいります。
 

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