令和7年11月22日（土）、本学柔道場にて、柔道部による「エキスパート指導者招聘事業・強化練習会」を開催しました。これは、公益財団法人スポーツ安全協会の地域スポーツ・文化活動振興モデル拠点事業 「令和7年度スポーツ活動等普及奨励助成事業」 の助成を受けて実施したものです。

　本事業では、強化指定サークルの競技力および技術向上を図り、全国的に活躍できる新たな人材を育成することを目的に、各競技のトップレベル指導者を招聘。今回はその一環として、講道館杯全日本柔道体重別選手権（-100kg級）優勝、全日本選抜柔道体重別選手権（-90kg級）優勝、韓国国際柔道大会（-90kg級）優勝など、国内外で輝かしい実績を持つ増渕 樹 氏を講師にお招きしました。

　当日は柔道部の学生約30名が参加。午前・午後の2部構成にて、内股や大外刈り、組手などの基本動作から試合を想定した応用技術まで、幅広い実技指導を受けました。さらに、事前に学生から寄せられていた質問にも、増渕氏が実践を交えながら一つひとつ丁寧に回答。技の意図や身体の使い方など、日常の練習では得がたい多くの気づきが得られました。また、競技への向き合い方や、日々の鍛錬に込めるべき心構え、指導者としての視点など、柔道の精神面に触れる講話も行われ、学生たちは真剣な表情で耳を傾けていました。

　柔道部は、今回の強化練習会を通じて得た自信とモチベーションを胸に、今後の公式戦において、部として一層の成果をめざしてさらなる高みへと挑戦してまいります。
　

この活動は、公益財団法人スポーツ安全協会『スポーツ活動等普及奨励助成事業』の助成を受けて実施しました。
公益財団法人スポーツ安全協会及び同協会が運用するスポーツ安全保険の詳細については、以下バナーよりご覧いただけます。