冨永幸佑さん(経済学科4年)が東京2025デフリンピック日本代表選手に選抜されました

学生の活躍

2025.05.27

 5月5日(月)・6日(火)に埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開催された「第22回日本デフ陸上競技選手権大会」に、陸上競技部所属の冨永幸佑さん(経済学科4年)が男子100mおよび200mに出場しました。

 今大会は、2025年に東京で初開催される「デフリンピック」の日本代表選考会を兼ねており、冨永さんは男子100mで3位、200mでは自己ベストを更新し8位に入賞。

 そして、5月15日(木)に発表された日本代表選手団の男子100mおよび男子4×100mリレーの日本代表に内定しました。

 この結果を受けて、冨永さんは「昨年夏に行われた第5回世界デフ陸上競技選手権大会では、100m準決勝で敗退し、400mリレーでは決勝を走ることができませんでした。その悔しさをバネに、これまで練習を積み重ねてきました。デフリンピックではメダルを獲得し、良い姿を皆さんにお見せしたいです。そして、多くの方にデフリンピックの存在を知っていただき、関心を持ってもらえるよう、私自身も努力していきたいと思います」と抱負を語りました。

 また、陸上競技部の監督を務める髙橋恭平准教授(専門:神経生理学・バイオメカニクス・トレーニング科学)は、「今回の結果は、さまざまな形で本学の皆さまにサポートしていただいたおかげです。冨永くんは、これを目標にこれまで努力を重ねてきましたので、私としても大変うれしく思っています。今後とも冨永くんに温かいご声援をいただければ幸いです」と語りました。

※デフリンピック:国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催する聴覚障害者のための国際スポーツ大会で、オリンピックと同様に4年に一度、夏季・冬季それぞれに開催される。

SHARE: