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東アジア学科 海外研修・派遣留学

東アジア学科

海外研修・派遣留学

東アジア学科
海外研修を通じて語学力のレベルアップと異文化理解を深める

夏休みの3週間を利用した短期留学で、東アジア学科の選択必修科目「海外研修」が認められます。研修先では、午前中は語学コミュニケーションを中心とした少人数制のネイティブの教員との対面授業、午後は街に出て授業で学んだ言葉を使って買い物をするなど、実践を通して自らの語学力に磨きをかけていきます。

授業の他にも、韓国や台湾の名所旧跡を探訪したり、文化を体験したりする多様なプログラムも組まれています。

本海外研修プログラムは、これまで複数年度にわたって、(独)日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度(協定派遣)に採択されています。これは、成績基準などを満たした研修参加者に、韓国海外研修(7万円)、中国海外研修(6万円)が支援金として支給される制度です。本学科の海外研修は、2024年度も同支援制度の採択を受けています。

 

 

韓国海外研修
学科の正規科目 単位認定
研修校/聖公会大学校(ソウル)
聖公会大学校の海外研修に参加して(韓国コース学生の声)
実力に合わせた授業で語学力向上

韓国の聖公会大学では、事前にレベル分けテストがあるので、各々の実力に合った授業を受けることができます。午前の授業は全て韓国語で行われ、 語学力が向上するのを実感できました。 午後は文化体験やフリータイムで充実した時間を過ごせます。 研修中、 電車の中で体調が悪くなったことがあったのですが、 周りにいた韓国の方々が 「大丈夫ですか?」「ここに横になって」 などと心配してくれ韓国人の 「情の厚さ」 が感じられました。 渡航する前は期待する半面、 不安もいっぱいでしたが、 非常に充実した3週間となり、 参加して良かったと思える海外研修になりました。

自由時間の体験も学びにつながる

海外研修は必修科目ではありませんが、自分の現在の語学力を試すことができ、また今よりもっと伸ばすことのできるとてもいい機会だと思います。午前中は授業、午後は自由な時間が多いため、いろいろな経験しながらたくさんのことを学ぶことができます。また、地下鉄でいろいろなところに行くことができ、授業がない時などはコンサートに行ったりもしました。食事は学食もありますが、屋台なども多いため、友達と買い物をしながら食べ歩きをすることが多かったです。海外研修は貴重な経験ができるだけでなく、他国の人と友達になることもできるので、大学生活の中でとてもいい思い出にもなります。

日本にはない経験が多く、毎日が新鮮

韓国といえば、食べものが辛いというイメージがありますが、トンカツやキムパッ(韓国のりまき)や冷麺など、食べやすいものもたくさんあり、幅広い食文化があることを知ることができました。大学の食堂などでは、6000ウォン(650円ぐらい)ぐらいで手軽に食べられる大きなトンカツなど、印象に残った食べ物がたくさんありました。また、街にはいろいろなタイプのカフェがいたるところにあり、デザート系も食べものも充実しているため、本当に楽しむことができました。海外研修は夏休みに行われるので、私はパッピンスというかき氷をよく食べていました。量が多いので、友だちとワイワイいいながら分けあって食べたことは、日本ではあまりない経験だったので強く印象に残っています。

中国海外研修(台湾)
学科の正規科目 単位認定
研修校/国立台湾師範大学(台北)
国立台湾師範大学の海外研修に参加して(中国コース学生の声)
台湾の文化を楽しみながら理解できた

研修の最初に1人1人先生方と軽い面接を行い、個人にあったレベル分けテストを行います。その後、発表されたクラスに分かれて授業を受けます。授業は1コマ60分で、1クラスの人数は5名から10名ぐらいでした。少人数クラスなので、分からないところは気軽に質問もできます。1時間の授業を3コマ受けた後、お昼休憩があり、午後は「文化授業」が行われます。文化授業は、自分が興味のある授業をとることができ、内容はチャイニーズヨーヨー、お茶、カンフー等。いずれも台湾の文化などについて、楽しみながら理解を深められる内容になっていて、クラスメートと協力しながら学ぶことができます。自分に合った授業をとって、楽しむことが第一だとおもます。

現地で友人もでき、充実した研修に

台湾師範大学での研修期間は、基本的に敷地のなかにある寮での生活になります。友人たちと授業の時間以外も一緒に過ごすことになるので、友情をより深めることができます。校外活動では、台湾の有名な観光地に行ったり、台湾ならではの文化に触れたりすることもできます。特に印象的だったのがナイト・マーケットと呼ばれる「夜市」です。毎日、屋台が立ち並び、大勢の人たちの熱気があふれていました。自由に活動できる時間も多くとられているので、現地で友達をつくり、一緒にでかけたりもしました。たくさんの出会いを経験することができる充実の研修でした。

交換留学
単位認定

毎年、東アジア学科から本学の交換留学(韓国・中国語圏の大学)の選考試験に合格し、留学の夢をかなえています。

派遣先は中国の「北京語言大学」「北京外国語大学」「北京第二外国語学院」「深セン大学」および台湾の「崑山科技大学」「国立高雄科技大学」の計6校、韓国の「大田大学校」「全南大学校」の2校。

海外派遣実績
  • 海外研修:1,070名
  • 派遣留学:158名

大学、JASSOの補助。手続きなどは、本学が手厚くサポートします。

韓国語能力試験の最高級を取得

一年間の韓国・大田大学校での交換留学を経て、韓国語能力試験の点数が50点も伸び、最高級6級を取得することができました。交換留学に挑戦してよかったなと思っています。

(東江 麻緒 さん・2022年度韓国・大田大学校に交換留学)

グローバル都市・深圳で中国語を磨く

現在、熊本学園大学の姉妹校である中国の深圳大学にて、交換留学生として学んでいます。日本の留学生として、学内の国際文化祭にも参加し、異文化交流の楽しさを知りました。多くの友人たちと切磋琢磨しながら、楽しい留学生活を送っています。

(平山 恩愛 さん・2023年3月から中国・深圳大学に留学)

交流協定校
韓国
大田(テジョン)大学校
大田(テジョン)大学校

1980年創立の私立大学。大田広域市に広大なキャンパスを構え、大学院や付属病院も設置している。

  • 学生数:約12,000名
  • 留学生数:約250名
  • 滞在施設:学生寮
全南(チョンナム)大学校
全南(チョンナム)大学校

1952年創立の国立大学。韓国西南地域の中心都市である光州広域市に広大なキャンパスを構える総合大学。

  • 学生数:約35,000名
  • 留学生数:約1,200名(75か国以上)
  • 滞在施設:学生寮
中国
深圳(シンセン)大学
深圳(シンセン)大学

1983年創立。経済特区深圳に広大なキャンパスが広がる。香港に隣接し新興都市の活気に満ちている。

  • 学生数:約38,000名
  • 留学生数:約400名(40カ国以上)
  • 滞在施設:留学生寮
北京外国語大学
北京外国語大学

1941年創立の中国初の外国語大学。31カ国語の専攻があり、中国の大学で開設言語科目が最も多い。

  • 学生数:約8,700名
  • 留学生数:約1,600名
  • 滞在施設:留学生寮
北京語言大学
北京語言大学

1962年創立。外国人に中国語を教授する「対外漢語教育」の総本山。コース・レベルともに多彩。

  • 学生数:約65,000名
  • 留学生数:約6,000名
  • 滞在施設:留学生寮
北京第二外国語学院
北京第二外国語学院

1964年創立。中国旅行局直属の大学。北京市の東の郊外に位置する。留学生と日本語学科の学生との交流が盛ん。

  • 学生数:約9,200名
  • 留学生数:約1,500名
  • 滞在施設:留学生寮
台湾
崑山科技(コンサンカギ)大學
崑山科技(コンサンカギ)大學

1965年創立の私立大学。5学部21学科、13大学院修士課程、1大学院博士課程を有する。

  • 学生数:約12,000名
  • 留学生数:約500名
  • 滞在施設:学生寮
国立高雄科技大学
国立高雄科技大学

2018年に国立高雄第一科技大学、国立高雄応用科技大学、国立高雄海洋科技大学の3大学が合併して誕生した大学。学生数は国立台湾大学に次ぐ台湾第二の規模。

  • 学生数:約28,000名
  • 留学生数:約500名
  • 滞在施設:学生寮