美里ゆうき協同農園を訪問しました
2015.02.14
2月5日に宮北ゼミで、美里町の美里ゆうき協同農園を訪問しました。
当日は、まず事務所で代表の内田敬介さんから、「土といのちとくらしを協同で守る」という理念を掲げ活動する農事組合法人「美里ゆうき協同農園」についての話を聞き、その後、耕作断念地を再生・活用されている田畑を見学、お昼には、有機野菜たっぷりのサラダとカレーをご馳走になり、組合員の皆さんとの交流を深めました。また、午後からは、有機栽培のニンニク畑で草取りをしました。来年度のゼミでは、美里ゆうき協同農園の皆さんと何か一緒に取り組みたいと考えています。
●美里ゆうき協同農園ってこんなところ
2011年に中山間地の再生を目指して、耕作放棄地の再生と有機農業を目指す新規就農者の支援を図る、農事組合法人「美里ゆうき協同農園」を設立。
熊本県の里山再生支援「里モンプロジェクト」を活用し、美里町の耕作放棄地60アールを農作物生産区画とビオトープ(小さな生態系)や複数の散策コースを含む「オーガニックファームうしろだに」として再生。「いのちの癒し」「いのちを学ぶ」「いのちを紡ぐ」交流と協同の場として創造と生産を進めている。
野菜セットの配送(産直)販売を基本とし、農産物直売所やレストランへの販売、アースディマーケット等イベントへの出店を行っている。 また、特別老人ホームと交流し「みゆきの里福祉農園」を造成。その他、アイシン九州等の企業や熊本大学・県立大学・熊本学園大学・保健科学大学、湖東学園等の学生、福島の子供達の農業体験と交流を実施している。