「令和5年度台湾3大学インターンシップ事業」でホスピタリティ・マネジメント学科の石貫ゼミが学生アンバサダーとしてサポート

学生の活躍

2024.01.17

 1月15日(月)、ホテル日航熊本(熊本市中央区)で「令和5年度台湾3大学インターンシップ事業」(熊本商工会議所主催)のオリエンテーションが行われ、ホスピタリティ・マネジメント学科の石貫文子教授(専門:応用言語学)の2・3年ゼミ生10名が参加しました。これは、1月16日(火)から2週間にわたって行われる県内企業でのインターンシップを前に、熊本県を知り、インターンシップの内容を共有し交流することを目的に開催されたもので、台湾大学生24名、県内企業10社19名など合計約70名が参加。石貫ゼミの学生たちは、昨年8月に行われたインターンシップを試行する「トライアルツアー」でも台湾の大学生のみなさんと一緒に熊本城を散策するなど、交流を図っています。
 この日は、午前中に石貫ゼミの3年ゼミ生6名と台湾の大学生24名が、サクラマチクマモトや下通り・上通りの散策を通して交流を深めました。東呉大学から来熊した顔紳睿さんは、「散策しながら熊本城を建てた加藤清正公のことなどを教えてもらい、熊本に対する知識が深まった」と感想を述べました。
 午後から行われたオリエンテーションでは、熊本商工会議所の久我彰登会頭が「世界的半導体メーカーTSMC(台湾積体電路製造)の熊本県進出に伴い、台湾直行便が増えるなど、台湾から多くの方が来熊している。熊本県としては、台湾の方々のサポートをするためには、言葉だけでなく、細かな習慣や文化を知ることが重要。台湾の大学生の皆さんも、普段接することができない熊本の企業の方と接することで自身のキャリアアップにつなげてほしい」と挨拶。その後行われたアイスブレイクでは石貫ゼミの学生たちが登壇し、ジェスチャー伝言ゲームやクイズゲームが行われ、「そば」をジェスチャーで表現する姿や、「台湾のICカード(悠遊カード)が使える唯一の都道府県は?」などのクイズを通して、積極的に県内企業の方とコミュニケーションをとる台湾大学生の姿が見られました。
 アイスブレイクを担当した椛木翔太さん(3年)は、「8月のトライアルツアーで友人ができたため、年末年始に実際に台湾に行って交流を深めた。今回のクイズには、実際に自分の目で見て気づいた点をクイズに盛り込んでみた。今後も台湾の大学生の皆さんとの交流を継続していきたい」と語りました。台湾の大学生は、1月16日(火)~25日(木)まで県内企業でインターンシップを行い、26日(金)に報告会を行う予定です。

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