留学生が熊本北高校の生徒と交流しました
2024.07.12
7月1日(月)、英米学科と熊本県立熊本北高等学校(以下「熊本北高」)との高大連携事業で、「日本文化演習ⅠA・ⅡA」(担当:経済学部 カーク・マスデン教授、外国語学部 塩入すみ教授)を受講する留学生9名が熊本北高を訪問しました。これは、外国語を使った交流活動を通じて、熊本北高生と本学学生が国際的視野を身につけることを目的に2022年10月から実施している事業です。
教室に到着した留学生たちは、生徒たちに温かく迎えられ、お互い積極的に話す様子が見られました。授業が始まると、塩入教授が本事業の概要を説明し、続いてマスデン教授の進行のもと、留学生による異文化クイズが行われました。留学生たちは用意してきたスライドをもとに、英語や日本語で熊本に来て驚いたことや関心を持ったエピソードをクイズ形式で発表。回答が示されるたびに歓声や笑い声があがり、大いに盛り上がりました。
クイズの後は班ごとに分かれ、生徒たちが作成したスライドを使って自己紹介と自文化の紹介を行い、英語や日本語で会話を楽しみながら、ジェスチャーゲームや「指スマ」などの手遊びを通じて交流を深めました。
留学生と生徒たちの交流後、中川正利校長より、「国籍に関わらず、いろんな国の人と気さくに話し合う姿を見て、とても嬉しかったです。さまざまな国の人々と積極的に接していくマインドが育っていることが一番嬉しく、そういう心を大切に3年間学んでほしいです。海外の人たちは、皆さんにとって新しい国や世界を作るパートナーですから、コネクションをたくさん作って友だちになってください」と講評をいただきました。
参加した大田大学校(韓国)からの交換留学生、崔智琓さん(東アジア学科1年)は、「初めて日本の高校を訪問しました。高校生が一人ひとりタブレットを持っていて、韓国の高校生は持っていないので驚きました。今後も交流の機会があると聞いているので楽しみです」と笑顔で語りました。
同事業は、秋学期にも交流事業を予定しています。