商学部「産学連携実践・実践演習」最終報告会で コンペティションを開催
2026.01.28
1月19日(月)、11号館の1152教室で、本学商学部が2025年秋学期に開講した科目「産学連携実践・実践演習」で、地元企業2社が抱える実際の経営課題に対し、学生がコンペティション形式で解決策を提案する最終報告会を開催しました。本科目は、2025年4月に本学商学部、株式会社セルモ、一般社団法人フミダスの三者で締結した「学生教育に関する連携協定」にもとづく実践型教育プログラムで、「ストックビジネス」をテーマに、学生たちは企業訪問や中間報告を重ねながら、マーケティング視点による課題解決策を検討してきました。
開会にあたり、小谷学商学部長は、参画企業や関係者への謝意を述べるとともに、「順位よりも、やり遂げた経験そのものを大切にしてほしい」と学生たちにエールを送りました。
当日は、株式会社セルモ(以下、セルモ)とアルサーガパートナーズ株式会社(以下、アルサーガパートナーズ)の2社に対し、6チーム26名の学生がプレゼンテーションを実施。企業分析や新規性、実現性、創造性、プレゼンテーション力などの観点から審査が行われました。
セルモから提示された「若者(20~30代)の互助会会員を増やしたい」という課題に対し、「アニマルチーム」は、同社の「人と人との縁を大切にする姿勢」に着目。子育て世代の孤立や不安を背景に、家族が集う機会を創出し、子どもの成長に伴う節目のイベントを長期的にサポートすることで継続的な関係構築につなげる会員制サービスを提案しました。
一方、アルサーガパートナーズからの「10億円規模の売上が見込める学生向けアプリ開発」という課題に対し、「ハイトーンチーム」は、サークルやイベント時の集金・精算の手間を軽減するアプリ「Shukin」を提案。幹事と参加者双方の負担を減らし、手数料型収益による継続的なビジネスモデルを示しました。
全チームの発表後、最優秀賞の発表が行われ、セルモの課題では同社が長年にわたり地域に根ざし、「家族一人ひとりに寄り添う葬儀」を大切にしてきた点を強みとした新たな事業として「ペット葬儀プラン」を提案した「モグモグチーム」が選ばれました。アルサーガパートナーズの課題では、18〜22歳の美容初心者の男子大学生をターゲットとした、美容専門家監修のAI搭載コスメ・スキンケア管理アプリを企画・提案したチーム「PACT」がそれぞれ選ばれました。
最後に、科目担当の河田祐也准教授(専門:マーケティング論)は、「学生たちは試行錯誤し、失敗を重ねながら大きく成長しました。企業の皆さまに支えられ、実社会と向き合う貴重な学びの場となったことを大変うれしく思います」と述べ、関係者への感謝とともに報告会を締めくくりました。
