商学科吉川ゼミの学生が「天水みかんPRプロジェクト」の成果発表会を行いました
2026.03.06
2月18日(水)、商学科の吉川勝広教授(専門:マーケティング論)の3年ゼミ生11名が、玉名市天水市民センター(玉名市天水町)で、3グループに分かれて取り組んだ、「天水みかんPRプロジェクト」の成果発表会を行いました。これは、玉名市天水町の活性化を目的に、2024年度から玉名市、天水地区地域おこし協力隊、地元事業者と連携して取り組んでいる産官学連携事業です。第2期目となる今年度は吉川ゼミ3年生に加え、青山学院大学中邨ゼミの学生4名も参画。特産品のみかんを活用した商品開発に加え、イベント企画やデジタル発信などPR活動へと展開し、首都圏での物産販売も視野に入れた広域的な取り組みへと発展しました。当日はゼミ2年生10名も参加し、地域の方々へ約1年間の成果を報告しました。
「草枕温泉チーム」は、規格外果物を活用したスムージーなどを提供するぶちスタンド(荒尾市)の協力を得て、天水地区の観光拠点である草枕温泉てんすい(玉名市天水町小天)で、地元産みかんを使用したオリジナルアイスを開発。既存の木村みかん味に加え、カボス味、極早生みかん味の3種類を展開しました。商品企画から原価計算、販売促進まで学生が主体的に実施。本学の学園祭や草枕温泉の売店で販売し、累計240個を売り上げ、昨年度(150個)を大きく上回る成果を上げました。SNS発信や対面での声かけが購買につながったことも報告されました。
地元のみかん園の右田柑橘(玉名市天水町小天)と連携した「右田柑橘チーム」は、天水みかんを使用したバレンタイン向けチョコ菓子を開発。ドライみかんや不知火とチョコレート、ナッツを組み合わせ、30~60代をターゲットに設定しました。Googleフォームでの受注販売とし、1週間で目標の20個を完売。ターゲット層からの購入が多く、商品コンセプトの妥当性が確認された一方で、広報に関する課題が共有されました。
「郷〇市チーム」は、天水みかんの認知度向上と農産物直売所「郷〇市」(玉名市天水町立花)の集客力強化を目的に、郷〇市マルシェにおいて“みかん詰め放題企画”を実施。複数品種を用意し、食べ比べの楽しさを演出しました。約40kgを用意したみかんは、開始から約1時間半で完売。来場者アンケートでは体験型企画への高評価が得られ、天水地区外からの来場者も多いことが判明しました。認知拡大の可能性を確認する一方、告知方法やアンケート回収の工夫など改善点も明らかになりました。
発表会では、協力事業者や地域住民から商品開発スケジュールの前倒しや市街地でのPR展開など、次年度に向けた具体的な提案が寄せられました。終了後にはグループごとの検討会も行われ、認知度向上策や販売戦略について活発な意見交換が行われました。
本プロジェクトは現2年生へ引き継がれ、2026年度も継続して実施される予定です。
