FACULTIES

商学科

商学部

商学科

学生数:1,060名(男子66%|女子34%)教員数:29名

学生数:1,060名(男子66%|女子34%)教員数:29名

マーケティングの知識と実務能力を身につけ幅広い領域で活躍するビジネスパーソンへ。

商学部で学ぶマーケティングは、あらゆる業種で求められる学問です。
また、簿記や情報処理などの実務能力、さらに組織やチームの成果を上げるためのマネジメント思考を学ぶことで、
民間企業、国や自治体など幅広いフィールドで活躍できる人材を育てます。

学びのキーワード
「流通・情報専攻」
「経営・金融専攻」の2専攻制

マーケティングや情報技術などを学び、営業・企画立案を得意とする人材をめざす「流通・情報専攻」と、マネジメントや金融など経営者に必要な視点を学ぶ「経営・金融専攻」のいずれかを2年次に選択。就きたい仕事に直結した学びを深めることができます。

事業創造プログラム
「ビジネス・クリエーション科目群」

起業、新規事業創設、第二創業など「事業の創造」をテーマとした新しい科目群を設置。学外の幅広い専門家と連携した科目構成により、視野の広いアントレプレナーシップ(起業家精神)を持った人材を育成するとともに、実社会でいかせる知識を身につけます。

合格者多数!
これまで多くの学生が会計専門職の道へ

公認会計士・税理士といった会計のプロをめざす「会計専門職コース」があり、多くの卒業生が会計分野で活躍しています。組織統括力やビジネスセンスなどの商学科の学びに加え、企業経営をするうえで必要となる会計の知識を深めます。

商学科の学び
2年次に「流通・情報専攻」「経営・金融専攻」のどちらかに進みます

1年次で商学・経営学の基礎を学びながら、専攻をじっくり考え選ぶことができます。
専攻を念頭に学修するため、早い段階から学びに対する興味・関心に気づきやすくなるのもメリットの一つです。
また、1〜4年次までの演習科目は少人数で行われ、きめ細かな指導を受けることができます。

商学科の学び
商学科の学び
事業創造プログラムビジネス・クリエーション科目群

変化の激しい時代に、新しい事業をどうやって創っていくのか。起業、新規事業創設、第二創業など「事業の創造」をテーマとした科目群を新設。豊富なゲスト講義のほか、実際にビジネスを組み立てる演習などを通して事業創造に必要な知識を身につけます。

ビジネスと会計
ビジネスと会計

ビジネスゲームを通して会社経営を疑似体験。経営と数字の関係を体感的に理解します。

ビジネスプラン策定
ビジネスプラン策定

グループ単位で新事業の計画を策定。最終的にプレゼンを行い、講評も受け取ります。

ベンチャー支援実務
ベンチャー支援実務

ベンチャー企業の支援機関による講話から、支援現場の実際を理解します。

承継ベンチャー論
承継ベンチャー論

事業承継を機に新事業の展開に成功した企業の話から、発展のポイントと課題を探ります。

地域に直結した学び「くまもと未来創造科目」

地域と企業は密接な関係にあります。地域に根ざした企業が抱える課題が何かを考え、その解決策を学ぶのが「くまもと未来創造科目」です。地元企業のゲスト講義や課題解決型学習(PBL)を通して、ビジネスのみならず地域の発展についても学んでいきます。

スポーツ分野のマーケティングから地域課題への取り組みまで学べる科目

矢部 魁士

商学科3年大分県/大分東明高等学校出身

「地域とスポーツビジネス」では、損益や特性など地域のクラブチームの経営の実体を知ることができます。ゲスト講義も充実していて、熊本のプロ野球チーム火の国サラマンダーズの代表から話を聞けたのは貴重な体験でした。また、グループワークとして地域の課題解決に取り組んだ際、チーム内での円滑なコミュニケーションを意識しながら上手に提案できたのは大きな収穫です。

地域スポーツビジネス
主な内容
  • プロスポーツチームによるゲスト講義でマーケティングや決算書の読み方を学ぶ
  • 試合観戦やボランティアでの現場調査
  • チームの課題解決を考えるワークショップ、プレゼンの実施
地域フードビジネス
主な内容
  • 食を対象としたマーケティング・マネジメントを学ぶ
  • 熊本の農水産物の価値をいかしたブランド化戦略を知る
  • フードビジネスを展開する企業によるゲスト講義で、経営戦略や新規事業について学ぶ
地域金融
主な内容
  • 九州、熊本の経済や地域金融機関の特徴を知る
  • 地域経済における公的金融機関・地域金融機関の役割と課題を学ぶ
  • 金融機関やカード会社によるゲスト講義で新規ビジネスや将来性について学ぶ
地域流通
主な内容
  • 百貨店、スーパー、コンビニエンスストアなど、多業種の流通業態の特性を理解する
  • 熊本の小売業界から実務者を招き、地域に根ざした小売と最新事情を学ぶ
  • 熊本から全国展開する企業などのゲスト講義で地域貢献・人材育成などについて学ぶ
資格取得等
商業の教員免許取得が可能。
ファイナンシャル・プランナーなど金融系の資格取得も奨励。
取得できる免許・資格
  • 高等学校教諭一種免許状(商業)
  • 司書
  • 司書教諭 ほか
取得や受験を支援している資格・検定
  • 公認会計士
  • 税理士
  • 簿記検定
  • ファイナンシャル・プランニング技能検定
  • 日本語検定
カリキュラム
カリキュラム
カリキュラム
教養系科目
幅広い「教養」を体系的に身につける
ディプロマ・ポリシーに沿った「教養教育」

学部教育での高度な「専門」知識はもちろん、幅広い「教養」を体系的に修得することで、多様な人々と協力しながら地域や世界の課題に取り組むことができる人材を育成しています。「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に沿った教養教育は、知的応用能力だけでなく「総合力」で社会を動かす力を生み出し続けています。

※これは2024年度版です。2025年度版は変更になる可能性があります。
※上記のカリキュラムツリーは主に全学部共通で開講されている科目を示しています。学科や学年によっては開講されていない場合や科目名称が異なる場合があります。

(2024年度入学生適用)●必修 ◎選択必修 ◯選択
このほか、放送大学・熊本大学・熊本県立大学との単位互換科目や、教職課程に関する科目などがあります。

PICK UP!
租税の基本と税理士の役割

南九州税理士会の寄附講座による講義で、租税制度に関する基本的な知識を身につけるとともに、申告納税制度の理念や義務を理解し、税理士制度についても学びます。

PICK UP!
プログラミング

超スマート社会への移行に伴い、必要性が高まっているプログラミング技術を学修し、小規模なプログラムの作成を行います。プログラム作成を通して、論理的な思考力の涵養を図ります。

PICK UP!
銀行論I・II

銀行を中心に金融に関する基本的知識の修得をねらいとし、おカネ(貨幣)とは何か、銀行の持つ機能や役割は何かといった、貨幣や銀行の基本的な成り立ちやしくみについて理解します。

流通・情報専攻 ゼミテーマ
  • 得重ゼミゲーム等の開発によるプログラミング技術の修得
  • 日野ゼミ投資・融資に役立つ会計情報の提供を考える
  • 吉川ゼミ日本独自の流通とマーケティング
  • 河田ゼミマーケティング・マネジメントと消費者行動研究
  • 畠山ゼミ商品企画の基礎を学ぶ+まちづくり事業を立ち上げる
  • 水野ゼミ実際の企業から学ぶ管理会計の事例研究
  • 須﨑ゼミ統計学の手法とその仕組みを学ぶ
  • 吉永ゼミ財務諸表の分析による企業活動へのアプローチ
経営・金融専攻 ゼミテーマ
  • 池上ゼミ決算書で読み解く企業経営
  • 今村ゼミ現代日本の労務管理:雇われて働くということ
  • 小谷ゼミ決算書の作成と利用法を学ぶ
  • 林 ゼミ生活リスクと保険商品の研究
  • 春田ゼミ企業から見た労働法と労働者から見た労働法
  • 足立ゼミ中小・ベンチャー企業の経営を学ぶ
  • 北島ゼミ決算書で読み解く企業分析と実践的な株式投資
  • 新改ゼミ戦略の実行とアントレプレナーシップ(起業家精神)
  • 松下ゼミ金融・経済における銀行の役割と意義
  • 吉﨑ゼミ組織のなかの人間行動とキャリアの探究

※年度により変更になる場合があります。

ゼミ現役生×教員
ゼミ現役生×教員
小谷ゼミ

企業実態の把握に向けて業界分析・財務分析の力を身につける

Student’s Voice 逆算して深掘りすることが経営・財務諸表分析のおもしろさ

山本 嵩翔

商学科4年熊本県/開新高等学校出身

聞きなじみのある大手企業の財務諸表などを数値から分析することで、企業の経営状況を推測できることにおもしろさを感じています。他大学との合同ゼミも行われ、コミュニケーション力など、専門分野以外のことも学ぶことができています。小谷先生は、具体的な事例を通して丁寧に教えるスタイルなので分かりやすいです。4年次は好きなアニメやゲームに関する研究をしたいと考えています。

Professor’s Voice 企業の会計数値などからその企業や業界の今を知る

小谷 学

商学科教授

ゼミでは、企業の実態を把握するための業界分析・財務分析の仕方について学びます。実際の企業の会計数値をはじめ、公開されているさまざまな情報を駆使して、調査対象企業やその業界を調査分析する学生の知的好奇心を満たす内容です。熊本県立大・西南学院大・九州産業大と合同ゼミで共同研究することも本ゼミの特徴の一つ。専門知識や洞察力を高め合うと同時に、多くの気づきが得られることを期待しています。

時間割モデルケース
一村 麗音
起業に役立つ知識を身につけ、
経営者の立場から企業の経営判断を学ぶ

一村 麗音

商学科4年熊本県/熊本国府高等学校出身

美容専門学校への進学を考えていましたが、親が美容室を経営していることもあり、将来を考え経営が学べる本学科へ。「管理会計論II」では、企業の会計データなどをもとに経営者がどのような分析を経て意思決定を行っているかを学ぶため、一つひとつの判断の根拠を知ることができ、親のお店を継承した際にいかせそうです。

一村さんの3年次 秋学期授業時間割

 
1     ものづくり
経営学
管理会計論Ⅱ  
2 地域と
スポーツビジネス
労務管理論Ⅱ 行政法Ⅱ 財務管理論Ⅱ  
3     応用演習Ⅰ 企業取引法
各論
 
4     生物学Ⅱ    
5          
卒業生メッセージ
川本 竣也
自己分析で得た気づきをいかし、食を通して社会に貢献したい

三枝崎 睦人

商学科(2024年3月卒業)熊本県/松橋高等学校出身
就職先スターゼン株式会社

物が売れるしくみに興味があり、マーケティングを学ぶために本学へ進学しました。「経営戦略論」では、企業分析を通して企業の強み・弱み・脅威を学ぶなかで、「これは自己分析にも応用できる」という先生の言葉から、自分自身を俯瞰して分析することに。周囲の意見も集約し、弱みや強みを知ることで就活時の自己PRに役立ちました。有名な外食店とも取り引きのある食肉専門卸業での仕事は、自身の生活と直結していて、やりがいになりそうです。これからさらに専門知識を身につけ、チームの一員として食を通して社会に貢献していきます。

就職実績
商学科は「流通・サービス」に強い
  • ソフトバンク(株)
  • アディダスジャパン(株)
  • (株)ヨドバシカメラ
  • (株)イズミ
  • 九州産業交通ホールディングス(株)
  • アイシン九州(株)
  • 積水ハウス(株)
  • 日本郵便(株)
  • (税)さくら優和パートナーズ
  • (株)九州不動産鑑定所
  • (独)国立病院機構九州グループ
  • (株)肥後銀行
  • (株)熊本銀行
  • (株)大分銀行
  • 熊本信用金庫
  • 農林水産省(国家一般職)
  • 熊本県警察
  • 熊本市(事務職(情報))

※ 過去3カ年の実績より一部抜粋。